アメリカで購入できる、かぜ・腹痛・頭痛・生理痛・酔い止めの、おすすめ市販薬を紹介しています。
留学や旅行など、アメリカでお腹を壊して腹痛になったり、頭痛になったりと、急にお薬が必要になることもあります。
しかし、アメリカの薬は効き目が「強い」というイメージがありますよね。
安心して日本人でも服用できるアメリカの薬と、薬局(ドラッグストア)を、アメリカ生活経験者である筆者の体験から紹介します。
アメリカのかぜ薬 NyQuilシロップ
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Quil(キル)のシロップは、アメリカでは常備薬として多くの人が使っています。
昼用のDayQuil(デイキル)と夜用のNyQuil(ナイキル)の二つをセットで飲むことが効果的と言われています。
日本でも喉薬・のど飴を販売しているVicks(ヴィックス)の企業が販売しているかぜ薬です。
シロップの色が奇抜ですが、私の場合は効き目がありました。
服用の量は、心配な方は少し少なめに飲んでみることをおすすめします。
アメリカの頭痛・生理痛のくすり
アメリカの生理痛や頭痛薬でおすすめなのがこの「Advil」です。
日本のバファリンのような薬です。
頭痛や生理痛によく効き、お値段も安いです。
24粒入りで、1日に1粒。
値段は$10前後です。
ドラッグストアやスーパーマーケットなどで必ず取り扱いのある、アメリカ現地の人にも人気でよく知られたくすりです。
総合かぜ薬としても使用できます。
生理痛にもよく効きます。
私はアメリカにいる間、日本のイブやロキソニンがないので、これを重宝しました。
注意点は、薬が効きやすいタイプの人には、空腹時にこのくすりを飲むと、とても眠くなることがあります。
緊急時用に持っておくとよい薬の一つです。
アメリカでおすすめの腹痛、下痢止めのくすり
腹痛や下痢止めの際に、手軽にすぐに服用できるのでおすすめなのが「Pepto-Bismol」です。
水なしで飲めるタブレット型の薬です。
私は、登山やキャンプなどアウトドアで水がすぐに手に入らない場合に備えて持っていました。
下痢、胸焼け、吐き気、消化不良、おなかの不調に効きます。
即効性がありますが、一度飲んで効かなければ、30分~1時間おきに服用が可能です。
※一日に16粒以上は服用しないこと。
子供でも飲みやすいようにチェリー味にしてあり、薬が効きやすい私の体質でも安心して服用できました。
アメリカでおすすめの酔い止めのくすり
アメリカに旅行の時はもちろん、長期の仕事などで転勤や転職、留学でも、乗り物に乗ることは多いでしょう。
その時持っておきたいのが「酔い止めのくすり」です。
日帰り旅行で近場まで大型バスや車をレンタカーして行く際も、アメリカの道は凸凹も多く、酔いやすいです。
また、クルーズ船やバス移動などで数時間乗り物に乗る場合もあるでしょう。
酔い止めにおすすめな薬は「BONNIE」。
乗り物に乗る1時間ほど前に飲んでおけば、安心です。
1粒で効き目があり、12粒入りでこちらも値段は$10前後。
薬局やスーパー、ホームセンターで手に入ります。
こちらも体質によっては眠くなる方がいるかもしれません。
かゆみ止めの塗り薬
幸い私がアメリカで住んでいたのはカリフォルニアでしたので、乾燥していました。
そのため、蚊をはじめとして、ダニなどもおらず、虫刺されに悩まされることはありませんでした。
しかし、夏のニューヨークやフロリダなどは虫が多くいます。
このかゆみ止めは、Walgreen(ウォルグリーン)というアメリカ最大級の薬局のプライベートブランドの商品のため、とっても値段が安く、$4程度です。
アメリカの中でも湿気のある地にいくと蚊もたくさんいます。
かゆみ度めを一つ持っておくと便利です。
おすすめの薬局(ドラッグストア)
アメリカで市販薬を購入したいとき、どこに行けばよいのでしょうか。
代表的なアメリカの薬局は次の2つです。
・Walgreens(ウォルグリーン)
・CSV
日本のマツキヨのような存在で、街のいたるところにあり、お薬だけでなく、お菓子屋飲料、化粧品など何でも手に入ります。
プライベートブランドの薬も多く、安く手に入ります。
また、かぜ薬やサプリメントなどは、スーパーマーケットやホームセンターでも購入できます。
・Target(ターゲット)
・Wholefoods(ホールフーズ)
特に、アメリカ内でよく見かける最大手のホームセンター、Target(ターゲット)は、薬売り場も大きく、豊富な種類の薬があります。
薬剤師が窓口にいる店もありますので、分からない場合は聞いてみてもよいかもしれません。
Wholefoods(ホールフーズ)は、Amazonに買収されて話題になったオーガニックスーパーマーケットです。
健康食品や原料にこだわったサプリメントも多く置いています。
今回紹介している総合かぜ薬や生理痛のくすりとしてのAdvilは、とくにメジャーな商品のため、街の個人商店にも置いている可能性があります。
緊急の時は近くのお店を訪ねてみましょう。
ひどい風邪やインフルエンザなど、薬を買いに行けなかったら
高熱で、外に一歩も出られず薬局に行ける状態ではない、そのうえ頼る人がだれもいないという方に使用してほしいのがUbereat(ウーバーイート)です。
タクシーのシェアとして世界中で既に広まったUberの食品のデリバリーサービスです。
レストランからのデリバリーを頼めるほか、スーパーマーケットからの、食品だけでない日用商品もデリバリーを行っています。
アプリで、薬をたのむと家まで運んでくれるのでとても安心です。
体質に合う薬を常備しておきましょう
旅行などで短期間であっても、海外のアメリカに滞在するなら、風邪をひいたり体調を崩したとき、だれも頼れる人がおらず、とても不安です。
持ち込み可能な薬もありますが、持参するのを忘れて心配な場合は、早めにドラッグストアなどで購入しておくことをおすすめします。
留学や仕事で長期で滞在する場合も、風邪などは突然かかるものです。
事前に購入しておきましょう。
また、特に女性の生理痛などは毎月やってくるものです。
ずっと日本から薬を取り寄せるわけにもいきません。
ぜひ、本記事を参考にしてもらい、アメリカでも最低限の薬だけは揃えておきましょう。
薬の強さなどについて心配な方はこちらも参考にしてください。
【参考】↓
海外の薬は強い?日本人向けの飲み方と分量は?