海外転職をしたい。
でもアメリカやオーストラリア、イギリスなどの国は募集が少なく、ビザの取得も大変です。
そんな方には、まずインドでの転職をおすすめします。
インドでの転職なら、グローバルに働けるにも関わらず
・給料水準が高い
・経験不問、未経験OK
・エンジニアの募集多数
・公用語が英語でグローバルに働ける
というメリットがあり、インドで数年経験を積んだ後に、欧米諸国や日本でも大手の外資企業に勤める道が大きく開かれるからです。
インド転職の魅力(メリット)や、給料などの福利厚生面、そしてインド転職のおすすめの転職エージェントを紹介します。
インド転職がおすすめな理由
インド転職メリット① 人口増加と目覚ましい経済成長
インドの人口は現在13億人で、中国に次ぐ世界第二位。
2022年には現在人口第一位の中国を抜かし、トップに躍り出ると言われています。
一方日本は少子化が進んでおり、仕事の求人は減る一方です。
インドの人口増加に伴う経済発展は目覚ましく、2017年のGDP成長率の予想は7%を超えています。
このままの成長率で行くと、今年も7%を超えると言われ、求人募集は多く、さらに発展中の国で正に最先端の仕事をすることができるのです。
インド転職メリット② 英語を勉強して次のステップに
TOEICの点数は高いけれど、外資系企業や海外で働くビジネス英語には不安がある方は多いです。
インドは、公用語が英語です。
小学校から英語で授業が行われますので、たいていの人は英語を話します。
ただ、インドのように大きな国では各地の地方の人は英語になまりがあります。
既にインド国内の中で、アクセントに寛容なため、少しくらい日本人のなまった英語でも、全く恥ずかしいことはありません。
自信を持って、かたこと英語でもいいので仕事をしてみましょう。
数か月のうちに自然にビジネス英語は身に付きます。
そのビジネス英語は、将来アメリカなどの欧米、又は日本の外資系企業にまた転職するときの大きな武器となります。
つまり、インドでビジネス英語を学びながら仕事ができます。
インド転職メリット③ 生活費が安いためお金がたまる
インドの生活費は、日本に比べるととても安いです。
一か月家賃は5 万あれば十分安全で、プールとジム付きのアパートに住めます。
また、日本企業のアメリカ支社だと、たいてい通勤には運転手をつけてくれます。
朝は自宅まで車が迎えにきてくれ、帰りは会社から家まで送り届けてくれます。
必要なのは食費程度です。
インドで日本人の平均給与は後ほど詳しく書きますので下記参照してください。
インド転職メリット④ 企業の重役と親密になれる
インドにおける日本人のコミュニティは非常に小さく、日本人同士で集まって飲み会をすることなどもあります。
日本企業の駐在や、外交官の方など、普段日本で仕事をしていては知り合えないような人達と、懇意になることができます。
そしてそのつながりからヘッドハンティングされて日本に戻って仕事をするという話もよくあります。
ビジネスチャンスはインドではどこにでも転がっています。
インドの求人募集の職種と年収
インドでは法律で、外国人を雇うなら年収を最低2万5000ドル(約250万円)以上払わなければならないと決まっています。
インドの平均年収は100万円程度なので、インドで働くなら必ず一定の生活は保障されています。
それでは、インドの求人にはどのような職種の募集が多いのでしょうか?
①エンジニア
やはり、IT企業が世界中から進出してきているインドではエンジニアの募集が多いです。
エンジニアは他国同様に年収もいいです。
インドの全体の平均年収は100万円程度。
日本人ソフトウェアエンジニアは300万円程度以上はもらえますので平均以上です。
さらに、ソフトウェア開発者では年収700万円~1000万円程ももらえますので、裕福な生活ができます。
②広報、企画開発
未経験でもできる求人が多いです。
日本企業のインド支社が多く、支社でインド人の社員をまとめるリーダーのポジションの募集がよくあります。
若い年代(第二新卒)でも、リーダーとして仕事ができるため、大きなスキルアップとなり、その後の転職にも非常にメリットが大きいです。
年収は250~270万円程度。
日本の年収と比べると高くはありませんが、インドでは物価が安く、家賃や食費への出費がないため、貯金も可能です。
たいていの日本企業は、年に1か2回の日本帰国の航空券の全額補助と、家と会社までの送り迎えの専属運転手がつきます。
③営業
こちらも未経験でできる求人が多いです。
日本企業のインド支社で、インドにある日系企業とのやり取りが増えるポジションです。
広報や企画職よりは、日本語を英語を使う機会が少ないでしょう。
直属の上司などはインド人ですから、英語です。
また、営業もインド人チームをまとめることになる募集が多く、若くして権限を持って責任感ある仕事が可能です。
年収も企画職と変わらず250~270万円程度。
年に1か2回の日本帰国の航空券の全額補助と、家と会社までの送り迎えの専属運転手がつきます。
ビジネス英語に自信がない方は、まずはこのようなポジションからやってみて、スキルと自信が身に着いたら、さらに欧米諸国への転職や日本の外資企業転職を目指すと大いに役立ちます。
インドの治安と物価
インドの物価は安く、家賃は場所に寄りますが一人暮らしなら5万円で、プールとジム付きのマンションに住むことができます。
食事は、インドの食事であれば100円あればランチが食べられます。
日本食は高いですが、たまに食べに行くなら問題ないでしょう。
治安は、こちらも場所によりますが、たいてい仕事をするエリアと居住区エリアでは、一人で夜歩きをしない、危険と言われているエリアには行かないなど、海外で守るべき基本的な安全対策を守っていればインドは安全に生活できる国です。
家についても日系の不動産屋もあり、1週間程度でたいていきちんと見つけることができるでしょう。
インド転職におすすめの転職エージェント
インドに転職をしたいなら、まずは転職エージェントに登録をしましょう。
パソナキャリア
【パソナキャリア】は、人材派派遣会社のパソナグループが運営する海外求人募集案件が多い求人サイトです。
女性歓迎の案件も多く、実際にアメリカオフィスには、女性のリクルーターが多く在籍しています。
パソナは、海外転職時だけではなく、転職後から帰国後のキャリア支援まで相談に乗ってくれます。
また、海外転職で一番の不安である、面接や英語での履歴書の書き方や添削までをも手伝ってくれる数少ない転職サービスです。
パソナの無料登録は、こちらの公式サイトから可能です。→ 【パソナキャリア】
JAC recruitment(JACリクルートメント)
JACリクルートメントは、インドをはじめ、シンガポールや香港など、アジアの求人が非常に充実しています。
現地にリクルーター(エージェント)が実際にいるので、その企業の様子や雰囲気を詳しく教えてくれるので、海外転職でも不安が解消されます。
現地のリクルーターとは電話やスカイプなどでやり取りをします。
私は実際にJACさんのおかげで2件の内定を頂いたことがあります。
日本企業の駐在案件から、現地の第二新卒案件、未経験歓迎の案件まで、幅広く求人があります。
インドに限らず、これから市場が大きくなるであろう東南アジアでの海外転職を検討する方は、必ず登録しておきましょう。
カモメアジア転職
中国の転職に非常に強い転職サイトです。
ただし、現地採用案件が多いため、待遇は日本採用案件よりあまりよくない場合があります。
求人に応募をするさいは、ビザのサポートがあるのかなど、必ずチェックをしましょう。
カモメアジアの公式サイトはこちら。
ちなみに、インドで働く前に読んでおくと便利な本はこちらです。
世界で通用する人材になるために
Appleのティム・クックCEOをはじめ、インド出身の方は今や世界で大活躍しています。
人口増加と経済発展に伴うイノベーションの中で、仕事をすることは、必ず今後のスキルアップにつながります。
ぜひ、日本でこのまま仕事をしていいのか、インドに行ってみたいと思っている方は、検討してみてください。
その他、インドにこだわらず、世界で海外転職をしてみたい方はこちらも参考にしてください。
