アメリカ現地採用として働く場合、どのような職種で日本人の募集があり、どのような仕事が日本人が就職しやすいのか、アメリカ転職生活の経験をもとに、ランキングにしてみました。
アメリカで就職・転職を考えていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。
第1位! テック企業、スタートアップ企業
テック企業やスタートアップ企業のエンジニアは、今や世界共通で人気の職種です。
エンジニアは最も世界的に需要があり、どこに行っても仕事に困らないように見えます。
コード(コーディング)は、英語同様に世界共通言語になってきています。
ITのシリコンバレー付近やサンフランシスコの小学校では、コーディングの授業まであるので驚きです。
・アップル
・Facebook
・Twitter
・Google
・LinkedIn
・IBM
・HP
など、大手のIT系企業だと、優秀であれば、出身地に関わらず採用が多いです。
ビザの問題もありますが、J1インターンシップビザで数年働くとしても、平均以上の給料が期待できます。
既に有名なスタートアップ企業は日本でも倍率が高くなっていますが、
これから、日本への進出と事業拡大が今後期待できるIT企業として
Uber,
Lyft,
Spotify,
Pintrest
などもねらい目かもしれません。
第2位!USCPA(米国公認会計士)
もしも公認会計士の資格をお持ちであれば、非常に役に立つでしょう。
アメリカでは個人でも毎年タックスリターンの申請をする必要があるため、需要は多いです。
特に日本語と英語というバイリンガル、多言語が話せれば、重宝される可能性があります。
しかし、USCPA(米国公認会計士)は、テックやスタートアップ企業のように、手厚く全面的にビザをサポートしてくれる可能性は低いです。
現地でアメリカ在住の資格を既に持たれている方には、待遇面や将来性を検討してもよい職業です。
第3位!金融、証券、投資
ゴールドマンサックスなどは代表格として、世界中の金融マンの憧れの仕事でしょう。
日本でも外資企業の金融企業で働く外国人を丸の内周辺でよく見かけますが、彼らの住居は六本木や東横線、品川の高級エリアで、1LDK以上の部屋に住んでいたりします。
アメリカでも同様に、金融企業で働く人々は、たいてい平均以上の給与を交渉できます。
その後日本に帰ってきたとき、海外就労の経験は非常に重宝されるでしょう。
第4位!食品、貿易、卸し
日本の食品をアメリカが扱う卸しの企業は、非常に日本人の採用募集・求人が多いです。
最近は中国スーパーやへの卸しも積極的のため、中国語が話せると無敵です。
また、アメリカでは「日本食」とうたいつつ、シェフはたいてい他のアジアの出身の方のため、他のアジア諸国の言葉が話せると強みとなります。
営業としてアメリカ現地の卸し先と日本の食品会社との橋渡し役をしている仕事です。
それほど給与は高くないですが、永住権があれば比較的簡単に採用に至るのではないでしょうか。
これら日系企業でのアメリカを始めとした海外求人は、求人サイトに登録すると、どのような募集があるのかチェックもできます。
まずは海外転職やグローバル企業の転職に強い転職サイトに登録してみることをおすすめします。

第5位!職人系(料理人、美容師、ネイリスト)
ブームが収まらない日本食。
すし職人の求人はいつでも多いです。
アメリカで、格式の高い本場日本の本格日本食料理のレストランに採用されるのは難しいでしょうが、多国籍のオーナーによる日本食屋であれば、求人は非常に多くあります。
これもビザのサポートや待遇面では、それほどよくないため、永住権を持っている方の選択でしょう。
その他、やはり美容師やネイリストなどの「専門性」というのは世界で強いです。
どこに行っても日本人が住んでいますので、必ず日本人向けの美容院やネイルサロンが見つかります。
まとめ
その他、ベビーシッターや日本人教師、家庭教師なども募集はあります。
しかしこれらの待遇はあまりよくないので注意しましょう。
例えば駐在員の奥様で、日中少し家計のために働くという目的であればよいですが、生計を立てるのは厳しいです。
これらの仕事はJ1ビザでの募集が多いのですが、J1ビザは一般的に給料が安いためです。

その後のステップアップとなるような仕事、将来性のある仕事を見極めて、アメリカ転職に挑戦しましょう。
アメリカのビザの取得については、こちらを参考にしてください。
